営業職 (民間)

快適な暮らし、
ものづくりを支える設備・機器を提供。

メーカー工場などに向け水処理設備や純水プラント、冷却システム、空調システム、熱・電気などのエネルギー回収システムを、ビル・マンション・駅などに向けては、ポンプ、ファン・冷凍機といった建築物の基礎要素となる設備の提案・提供を行うなど、水・空気・熱・環境に関わるさまざまな分野に携わっています。良い提案をするためにはお客様のニーズをヒアリングする力や商材に関する知識のブラッシュアップが欠かせません。納品後はアフターフォローを行うなど長期的な信頼関係を築けることを大切にしている仕事です。

先輩社員
インタビュー

吉澤 産業システム部
私の仕事

営業職の醍醐味は
信頼関係を築くこと。

私は産業システム部の営業担当として、民間企業と取引をしています。プラント設計会社の場合は設計担当者からお引合いいただき、ポンプやファンなど必要な機械を提案します。また、工場から直接の取引では、エンジニアリング部や設備保全課より、増設・メンテナンス・リプレースの依頼をいただき、現地調査、見積、提案の他、作業着を着て工事現場での作業に携わることもあります。工場など取引先へ通っていると、名前も顔も覚えていただき、「丁度いい時に来たね。相談乗ってよ」と声をかけられることがあります。お客様でありながら、仲間のような信頼関係を構築できたときは、自信にもなり、やりがいを感じます。取引には億単位のものもあります。大型案件の受注やお客様にご満足いただけた時の達成感は気持ちいいですし、営業職の面白さを実感できる瞬間でもあると思います。

入社理由・荏原商事の好きなところ

仕事は個人ではなくチームで取り組む。

体育会系で育った私は、今まで大学の先輩方が切り拓いてこなかった道に行きたいと思いました。会社説明会や面接を受けた時、荏原商事は対応がとても丁寧だったため、社内の雰囲気もいいのだろうと感じました。また、業績が安定していることも魅力でした。入社してみると、入社前に感じていたことは正しかったと思います。私が入社した頃は同世代が多く、上司・先輩に気軽に相談でき、アットホームな雰囲気でした。入社してから10年以上経ちますが、社内の雰囲気はさらによくなっていると思います。当社の営業は個人成績の戦いではありません。部や課が「チーム」となって助けてくれます。当然、個人成績目標はありますが、課としての目標を大切にしているため、営業同士お互いに助け合うかたちで業務に取り組みます。その点も、荏原商事の良いところではないでしょうか。

吉澤
これまでに取り組んだプロジェクト

お客様の要望を叶える
オーダー品を納入。

プラント会社のお客様で、2~3年前から計画案に適応するポンプを提案していました。ところがいざ実施段階になったとき、当初の仕様とはまったく異なる機器が必要であることがわかりました。その性能を満たす機器はメーカー標準品にも見当たらず、お客様へ仕様の見直しなどをお願いしましたが、折り合いがつかない状況でした。諦めかけていましたが、他メーカーでも対応できなかったようで、当社に何とかして欲しいとご指名いただきました。これは長年の先輩方が築いてきた信頼関係があってのことだと思います。日頃からメーカーとも緊密に連携していたため、特注で設計していただいた特殊ユニット品を提案できることになりました。納入完了までにも様々な仕様変更があり、検討に検討を重ね、時間がかかりましたが、お客様から「無理なお願いばかりしてしまいましたが、本当に助かりました」とおっしゃっていただきました。これからもお客様のために良い提案がしたい、と思っています。

今後の目標

荏原商事を支えていく存在になりたい。

今は働き方も少しずつ変わりオンラインでの打合せを活用するなど、現在の状況に適した方法でお客様との信頼関係を継続していきたいと思っています。取引は信頼関係があってこそですから、これからも顔と顔を向き合せていくことは大切にしていきたいですね。また今後、国内の再生エネルギー設備や増産設備などへの投資動向を見極め、適所に営業をかけ、産業部門としても、個人としても会社を支えられるよう精進していきたいです。産業部門の拡大に人材育成は不可欠です。次の世代を育てていくのは、先輩方の意思を引き継いだ私たち中堅世代。未来の後輩たちが前向きに活躍できるよう力を注いでいきたいと思います。私もまだまだ営業経験を積んでいる最中。偉そうなことは言えませんが、20代30代の経験は人生の財産になると思いますので、一日一日を大切に邁進していく決意です。