オペレーション・
メンテナンス職

知識や経験、五感を駆使し、
リスクを未然に防止する。

各地域で委託を受けた上下水道施設や揚排水施設において、日常の運転状況の確認、水質管理や保守点検などの業務を行います。施設内の様々な機器が正常に稼働しているか、水質は正常か、客観的な数値を記録するとともに振動・温度のほか、臭いのような異常の有無まで五感を使って点検するので、正確性はもちろん観察力が必要とされます。交代勤務で常時監視を行うことで様々なリスクを未然に防ぎ、生活や産業に不可欠な水の安全・安定供給を行い、災害から人々の生活を守る仕事です。

先輩社員
インタビュー

田中 O&M課
私の仕事

運転管理業務は縁の下の力持ち。

地域の水道インフラを支え、市民へ安全で安心な水道水を供給するため、365日24時間体制で浄水場内の設備の操作や点検・メンテナンスを行っています。私の仕事場である中央監視センターでは、大型モニターを活用して施設内のすべての設備を監視し、状況に応じて各配水池・送配水ポンプの運転操作を行うなど、効率的な運用を日々心掛けています。サテライト施設(配水池・送配水ポンプ場など)を定期的に巡回し、ポンプなどの機械設備類、水位計などの計装設備類、その他電気設備類の点検を行っています。この巡回点検では、監視モニターでは確認することのできない視覚・聴覚・嗅覚などの五感を使っての外観目視点検や、計測機器を使用した実測定を行い、振動や温度などの数値が基準値内に適合しているか確認しています。私たちが日々の業務を確実に行うことで、重故障などの大きなトラブルを未然に防ぐことができ、市民へ安定的に水を供給することが出来ていると感じています。運転管理業務は縁の下の力持ち役。決して目立つ仕事ではありませんが、奥が深く、日々探求する事を求められるのでとてもやりがいのある仕事だと感じています。

入社理由・荏原商事の好きなところ

安定した職種に就きたい。

水道インフラは市民の日常生活に直結しているため、必要不可欠な仕事であること。また安定しており、長く勤めることが出来る。そう考え、就職活動をしていたところ荏原商事の求人を見つけました。当社は水道設備だけでなく、再生可能エネルギーの活用等、さまざまなことにチャレンジしている会社だと知り、私も業界未経験ながらも新たにチャレンジしてみたい。その一心で入社したいと思いました。

田中
今後の目標

災害時への対応、自身のスキルアップ。

私が従事している地域では以前、積雪による低温(氷点下以下)のため、配管内の水が凍結してしまい配水区域全域での漏水事故が多発、一部区域で水不足に陥ってしまう事態がありました。その際上司や先輩からのアドバイスにより助けていただいたことや、現場への人員応援や周囲の協力もあったおかげで、なんとか最小限の影響で乗り切ることが出来ました。今後は、災害が発生してしまった場合でも冷静に対応できるよう、災害対応マニュアルの強化や人員の育成に励みたいと思っています。荏原商事の一員として、専門性の高い知識を身につけること、自身のスキルアップの為にも業務に関連性のある資格取得にチャレンジすることを目標に、立場や上下関係にかかわらず、周囲の人を頼り、頼って貰えるような技術者になれるように精進したいと思います。